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Kompox (K4x)

概要

マネージド KubernetesDocker Compose のステートフルアプリのオーケストレーションを行い、RWO ディスクとスナップショットのライフサイクル管理を自動化するツール。

Kompox は Kompose のアイデアを拡張したオーケストレーションツールです。

Docker Compose を Kubernetes マニフェストに変換するだけでなく、RWO 永続ボリュームとスナップショットのライフサイクル管理(作成・バックアップ・リストア・移行)までを積極的に担います。

これにより、マネージドコンテナ基盤では扱いづらい ブロックストレージ前提のステートフルアプリの運用 を、マネージドK8s上で現実的に運用可能にします。

K4x は Kompox の略称表記です。

特徴

  • Docker Compose ベースのワークフロー: ローカル Docker 環境 (開発・検証) と Kubernetes クラスタ (本番) の両方で動く compose.yml が作成可能
  • ステートフルアプリ特化: データベースやファイルサーバーなど、状態を持つアプリの本番運用に適した構成を自動生成
  • RWO ディスク・スナップショット管理: クラウドネイティブで高性能な永続ボリュームのライフサイクルを自動管理、バックアップ・リストア・クラスタ間移行まで対応
  • ノードプール管理: クラウド側のキャパシティ・クオータ制約と折り合いながら、スペックや優先度の異なる複数のノードプールを構成し、Pod の適切なスケジュールとコスト最適化・耐障害性を実現
  • 可用性ゾーン対応: Pod・ディスク・スナップショットをゾーンを意識して配置・管理
  • マルチクラウド対応: リファレンス実装として AKS (Azure) をサポート、OKE (OCI)、EKS (AWS)、GKE (Google)、K3s (セルフホスト) にも順次対応予定

ロードマップ

  • v1 (Kompox CLI)
    • CLI kompoxops によるコア機能の実装
    • Kompox Ops Manifest (KOM) フォーマットの定義と実装
    • AKS をリファレンスとするクラウドプロバイダドライバの実装
    • 各クラウドのプロバイダドライバの順次対応 (AKS → OKE → EKS → GKE → K3s)
  • v2 (Kompox PaaS)
    • Kompox CRD: KOM ベースの Kubernetes ネイティブリソース定義
    • Kompox Operator: Kompox リソースを管理する Kubernetes コントローラー
    • Kompox PaaS: RBAC・ビリングなどマルチテナント要件に対応した PaaS レイヤー

2026年2月現在、v1 のコア機能と AKS ドライバの基本実装が完了しています。アルファ段階のため各機能はプロトタイプレベルであり、ドキュメントも開発者向けの設計資料が中心です。今後、運用補助ツールやユーザー向けドキュメント・チュートリアルを整備していく予定です。

リソース